三味線を三年やってみて
始めに、今回の記事は三味線(特に地唄三味線)に興味がある人に向けたものである。
「三味線 初心者」で検索すると、
・三味線 難しい?
・三味線 独学
などなど…でてくるでてくる。
ということで、私が三味線(地唄三味線)を三年やったなりに、これから始めてみようかなと興味を持っている方の疑問を解決できたらいいなと思う。
目次
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必要な道具は?
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三味線って難しい?
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三味線って独学でできる?
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最後に
1. 必要な道具は?
・三味線
・撥
・コマ
・指すり
・ゴム(膝と腕に敷くやつ)
ざっとこんな感じかな。
私は習っている先生のところで購入したが、撥、コマ、指すり、ゴムで2万程度はした。三味線本体は安いものから高いものまでピンキリ。初心者は安いものから始めても良いかもしれない。
2. 三味線って難しい?
結論から言えば、「おおむねYes」だ。
基本、初めての楽器は難しくて当然だと思う。ただ、楽器経験があれば少しはアドバンテージとなる。
三味線はギターと違って、1フレット、2フレットのように明確な印がほとんどついていない。(ついているのは2か所だけ)その分、正確な音を出すのが非常に難しい。自分の耳と感覚が頼りになる。
なので、ある程度音感があれば、上達は早いだろう。
私がおおむねと答えた理由は、私がかつてピアノを9年程度習っており、ちょっとした音感があったためである。(単音を聞いてドレミが分かる程度)
(あとこれは個人的な感想だが、難しさでいえば、ピアノの方が難しいと感じる。両手を動かすからね)
3. 三味線って独学でできる?
ほぼ無理だと思う。
現在はYouTubeといった動画投稿サイトがあるため、自力で頑張ろうと思えばできなくはないのか、と思うが、おすすめはしない。
伝統芸能系は、誰かから直接指導してもらった方が早く上達するし、それが正統な伝統の受け継ぎ方な気がする。
(でもお稽古代って結構するんだよね。芸事はお金がかかる…。)
4. 最後に
ということで、ここまで三味線を三年やったなりに、初心者がよく持つような疑問について回答してきた。
長々と書いてきたため、見づらかったら申し訳ない。
この記事で皆さんが持つ疑問・不安を解消できたらうれしい。
おわり。