ショパンの「別れの曲」ってなんかいいよね。

めっちゃ久しぶりの投稿になってしまいました。
やはり三日坊主は簡単には治りませんね。日常ブログになりそうです。


私、勉強する時にYouTubeでピアノの音楽をよく聞きながらやるんですけど、最近ショパンの「別れの曲」に出会って、すっごくいい曲だなぁって思ったんです。

今までこういう卒業式で流れてそうな音楽は聞かないようにしてたんです。
式で流れてる部分だけが全てだって思い込んでいて、まあ好みじゃないしな
みたいな。
実際に流れていたのは序盤も序盤、曲全体の1割くらいだということがわかって、今すごく恥ずかしいです。

それで、この間勉強中に流れてきたわけですけど、
これがまあ、いい曲なんですわ。(知ってる。)

どこがいいって、
序盤、すーごくゆったりした感じで始まって、卒業式を思い浮かべるんですけど、次第に花畑にいるような美しいメロディーに移り変わるんですよね。
あまりにも綺麗すぎて天国ってこんな感じなんだろうなって思いました。

そして中盤にかけて段々速くなって、何かに追われているような、焦燥感というか。
明るいのと暗いのが交互にくる所とか、楽しかった思い出と別れることの悲しみが交互に押し寄せる感じがして、
あーショパンにとって「別れ」ってこんな感じなんだぁって、勝手に分かったふりをしています。

しかもこの曲がエチュードだって知って、さらに驚きました。
練習曲っていう感じしないし。

少し調べてみると、この曲はショパンにとって祖国との別れ、の曲だったようです。

勝手に愛する人との別れの曲だと思っていたのですが、違ったようです。

この情報を踏まえて、改めて曲を聞いてみると、
この花畑のような美しいメロディーは故郷の景色だったのかなとか、
中盤の速くなる部分は、新しい土地への期待と不安なのかなとか、
聞いていていろんな解釈が思いつきます。

ショパンがこの曲を作ったのは22歳ごろ。私とほぼ同じくらいです。
私も大好きな故郷から離れて一人暮らししているので、なんだか自分と重ねてしまって、より一層この曲が好きになりました。

この曲を今の今まで知らなかった、いや、知ろうとしていなかったのはすごく勿体なかったなと思う今日この頃です。

他にも知らないだけで素敵な曲が沢山あるんだろうなー。


終わり。